「帰るな、ソプデト。余のもとにいろ」
薄幸の王女が愛したのは、神と等しく崇められる偉大な王だった…神々が紡ぐ至極の古代エジプトロマンス。
小国の王女ニナーナは、敵国の侵略により国と家族と民を失い、ただ一人で隣国に保護された。隣国は大河と太陽の恵みを受けた豊かな国。悲しみを背負うニナーナと対峙した王は、彼女を侍女にするという。王の態度に戸惑いながらも侍女としての日々を過ごしていたが……
「セルケトの永遠」のスピンオフです。
ヒーローは前作にも登場した第2王子です。ヒロインは滅ばされた国の王女。
前作に比べるとちょっと長めですかね。そっけなくしたと思ったら、ちょっかいかけてしまう傲慢なヒーロー。
既に妻は3人いますけど、純愛です。
★★★☆☆
