チリの首都サンティアゴを、ジュールズは久しぶりに訪れた。イギリス人の母とチリ人の父はずっと昔に離婚していたが、数カ月前に亡くなった父は娘にいくらかの財産を遺したらしい。遺言執行人は父の義理の甥ランドで、父親の見舞いに来なかったジュールズに冷ややかな態度をとった。だが彼女にとっても、ランドと会うのには複雑な思いがある。十代のころ何年か父のもとで暮らしていたときに、隣家の息子エンリケと婚約したものの、彼のもとを去った。エンリケが歌手のマリアと密会を重ねているのを知ったからだ。そしてそのマリアこそ、当時ランドの婚約者だったのだ！
若くして婚約したヒロインは、婚約者が女性と抱き合ってるところを見て婚約を解消。
婚約者の相手がヒーローの婚約者の女性。複雑・・・・。
結局裏切り者の二人は事故で死亡、数年後遺産相続の手続きでヒーローと再会したヒーローとのロマンスです。
昔なじみの二人ですが、ヒロインが父親の遺産目当ての女と決めつけて辛くあたります。そもそも父親の浮気が原因でヒロインの両親は別れ、母子家庭で育ってるわけで・・・・。
いろいろと人間関係が複雑ですが、とりあえずヒロインが母親の治療費の為にお金を必要としていて、父親の遺産をもらいにいくんですが、お葬式にも出なかったヒロインをよく思っていないヒーローといろいろあってくっつくお話です。
なんか人間関係がややこしくて読んでて疲れました。
★★★☆☆
