スペインで修道女見習いをしている身寄りのないトニは、いわれのない差別を受け、つらい毎日を送っていた。ついに園丁の服を拝借した彼女は修道院からの脱走を企てるが、途中、紛れこんだ祭りの喧噪のなかで盗人に間違われてしまい、美貌の貴族ルークの手によりなんとか救われる。トニは彼の船でスペインからイギリスへ向かうことになり、身の安全のため、少年のふりのままルークや周囲の人々を欺いた。だが一方で、ルークへの思いは日々膨らんでいくばかりだった。そんなある日、彼らを乗せた船が嵐に巻きこまれてしまい……。
ヒロインの両親が残したペンダント(中に写真あり)があったので両親が見つかるのかな~と思っていたらそんなことはなかった💦
ヒストリカルじゃないですけど、結構時代は古いと思います。発行年が1981年でした。
男装ヒロインと貴族のヒーロー。修道院から男装して逃げ出して、助けてくれたヒーローの船で下働きとして働くことになります。
でも働く前に嵐に巻き込まれてしまうので実質働いてません。てか海に投げ出されたのに二人ともよく生きてましたね~。
設定に引かれたんですが、独特な雰囲気のお話でいまいち盛り上がりにかけました。
でも今までにないヒーローのキャラは好きでした。変わり者のヒーローでよくしゃべる。俺様感はないですけど、とにかくよくしゃべります(笑)
★★★☆☆