サリー☆のブログ!!

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むらむらするヒーロー ミシェル・リード/復讐は炎のごとく

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受話器から冷たく傲慢そうな夫の声が聞こえてきたとたん、キャサリンは後悔した。なぜ電話してしまったのかしら?夫のビートと別居して3年になるが、二人のあいだに、いまだ愛憎の炎が熱く燃えさかっている事実に彼女は愕然とした。富と容貌に恵まれたビートの周囲には常に女性の影がつきまとい、キャサリンはさんざん苦しめられた。でも、彼は息子の父親だ。息子のことで相談できるのはビートしかいないのだ。結局二人の話し合いは決裂し、キャサリンは失望するが、翌朝、彼女の家の前に興奮冷めやらぬ様子のビートが現れて……。

 

ロマンス小説で「むらむらする」なんていうヒーロー初めてでした(笑)

 

ヒロインが二番目の子供を流産したときに、夫が愛人の元へ行ってたと誤解して子供を連れて家を出たヒロイン。ヒーローの家族ぐるみで付き合いのある女性がヒロインに有る事ない事吹き込んでたわけですが、頑なに女性は悪くないっていうスタンスのヒーローが謎、自分の妻と子供よりなぜその女性を信じるのか。女性がすごいのか、ただ単にヒーローがアホなのか悩むところです。

 

でもなんだかんだと面白かったです。離れていた3年間ヒーローは一途でしたし。

ただ気になったのは次に妊娠したら死ぬかもしれないって言われてるのになんの対策もせずに衝動的に燃え上がっちゃうのはどうなんでしょうね。

結局妊娠してるし。産まれるところまでは書かれてないので一抹の不安が・・・・。

まぁハーレクインなのでハッピーエンドで間違いないでしょうけどね(^_^;)

 

★★★★☆