最愛の弟が逮捕されたと聞いて、アシュリーは卒倒しかけた。すべては私のせいだ──弟は私に代わって復讐しようとしただけ。4年前、イタリア名門一族の銀行家ヴィートと交際していた彼女は、ある事情から彼と別れ、その後数々の不運に見舞われてきた。ヴィートにはもう二度と会うつもりなどなかった。だがいま、弟を救えるのは彼以外にいないのだ。意を決してヴィートを訪ねたアシュリーだったが、耳を疑うような取り引きを提示され、衝撃で身をこわばらせた。できないわ。後継ぎを産むためだけに結婚するだなんて!
だいたいいつものリン・グレアムなんですが、好みのお話でした~(^o^)
これでもかってくらいすれ違っててもどかしい。ヒーローが初めから愛していると言ってて好感度大!
ちょっと束縛激しい感じですが、またそれもよき。
ただですね、これもいつもの事なんですが、ヒロインの家族がおいたをしてそれを許してもらうために取り引きとして結婚&愛人コースに入るわけですが、家族に甘すぎないかい??
結構なことをやってるのに謝って許して貰おうとする姿勢や、許さないと言われて人でなし! とかって激怒するなんて加害者家族は口にしちゃダメでしょう!
まぁそれきっかけのお話だからしょうがないんでしょうけどね💦
でもヒーローが振り回されて面白かったです。
★★★★★