サリー☆のブログ!!

読んだ本、買ったもの、株もちょっとやってます(*^_^*)

モヤモヤ 服部まゆみ/罪深き緑の夏

罪深き緑の夏 (河出文庫)

蔦屋敷には、誰も知らない秘密がある…。十二年前の夏に出会った忘れえぬ少女・百合と再会した若き画家の淳。その日から淳の身の回りでは、不可解な事件が起こりはじめる。彼女は聖女か、それとも魔女か?美に囚われた人々の惨劇を描く、欲望と背徳の伝統的ゴシック・ミステリ。

 

この作者さんの「この闇と光」が好きだったので、似たような耽美系のお話なのかなって思って読んでみました。

うーん、ちょっと期待はずれでした。古い洋館とか登場人物が美青年やら美少年やら美少女やら・・・全体的に薄暗い雰囲気が漂っていて最終的に悲劇へと進んでいくところは好きなんですけどね。

主人公の周りで不穏な出来事が相次ぐんですが、匂わせが多すぎるよ~。謎のままってモヤモヤする。

主人公が幼い頃に出会った美少女のインパクトが大きすぎて、その美少女が大人になると影が薄い💦 そして兄はゲイだったの?? 

いろいろモヤモヤする~(笑)

 

★★★☆☆

ヒーローが記憶喪失 ルーシー・モンロー/ギリシアの聖夜

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もう自分を愛していない夫に、離婚を切り出した直後だった。トラックがイーデンたちの車に突っ込んできたのは覚えている。目覚めると、夫は重体で、記憶の全てを失っているという。すぐにも駆けつけたかったが、流産しかかっていたイーデンは病室に拘束されて、3日間、夫のもとに行けなかった。すると夫のアリスティドはイーデンを悪妻と信じ込んだのだ。ところが退院し、家に戻ると夫は腕を回して彼女を引き寄せた。私に興味がないはずなのになぜ? 戸惑うイーデンに唇を重ね、夫は欲望に濡れた瞳で求めてきた。「妻なら当然の役目だろう」

 

これは好みのお話でした、面白い!

ちょっと訳のせいなのか全体的に淡白な感じはしましたけどね。

 

事故にあい、ヒロインの記憶だけ抜け落ちたヒーロー。ヒロインもお腹に第二子がいて絶対安静の為ヒーローの病室にいけなかったんですが、それを悪用する当て馬の美人秘書。昔ヒーローとちょっと付き合っていた幼馴染なので、ヒロインがヤキモキするのはわかります。っていうか前カノを秘書にしちゃ駄目でしょ~。

第一子ができたことをきっかけで結婚したのでヒーローに愛されてるかどうかわからない不安の中、ヒーローは仕事で世界中を飛び回りヒロインはギリシアにおいてけぼり。ヒロインが疑う気持ちもわかります。結構頑ななヒロインでハーレにありがちなヒーローの肉体的魅力にすぐおちないところが良かったです。

クリスマスの結婚式は素敵🌟

 

★★★★☆

 

1作目が好き マヤ・バンクス/危険な恋に魅せられて

危険な恋に魅せられて

2作入ってます。キャラ同士が友人。

 

大切な贈り物

前夫からDVを受けていたヒロイン。助けてくれたのは前夫の友人のヒーロー。結婚する前からヒロインに惚れてたヒーローなので何もかもがストレート。強引ですが一途で頼りがいがあります。ヒロインの心が決まるまで待っててくれたり素敵なヒーローでした。ストレスなく読めます。

 

バレンタインには夢をかなえて

これは・・・・軽いBDSMですかね。

性的にはっちゃけたいヒロインと利害が一致した友人のヒーロー。3○したいというヒロインの夢を叶えてあげます。

愛はあんまり感じられません、だって共通の友人を交えの3○ですもん。最後プロポーズしてますが、これからも3○するのかな? 昔から好きだったって言ってますが全然ピンとこない(笑) ロマンチックじゃないお話でした。

 

★★★☆☆

ヒロインの一人相撲 エマ・ダーシー/愛の岐路

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ターニャとレイフが結婚して、もうすぐ2年。燃えさかる情熱で結ばれたはずなのに、ターニャの不満はつのる一方だった。レイフが妻に求めているのは、ベッドで果たす役割だけ。心を開いて語り合ったことは一度もない。わたしは彼にとって、ただの所有物なんだわ。レイフへの思いに変わりはないけれど、このまま人形みたいに生きていくのはいやよ!真実の愛を求めて、ターニャはついに立ち上がった。

 

彼のは愛情じゃない、ただの独占欲よ! と激怒のヒロインなんですが、愛情あっての独占欲だと思うんですよ。そしてヒーローが仕事の話をしてくれないって怒ってますが、家では仕事のことを忘れてゆっくりしたいのでは・・・。

そもそも企業秘密とかあるし、妻だからといってペラペラしゃべるのはね〜秘書には話すのにってそりゃ秘書だからだよ!

まぁヒーローを狙ってる秘書なんですが、ヒロインが疑うほどのことはないんですよね〜。もうちょっと引っ掻き回してくれる秘書なら面白かったかも。

仕事の食事に行くのを邪魔したり、秘書をやめさせろ! と騒いだり、美人設定のヒロインの方がよっぽど当て馬っぽい(^_^;)

というわけで癇癪持ちのヒロインが一人で勝手に騒いでるだけのお話です。

あとヒーローにもっとしっかりしろと言いたい!

 

★★☆☆☆

 

Kindleにスマホリング付けたらめっちゃ便利!

最近Kindleをテーブルに置いて読むことが多くなったんですが、読みにくいので下にペンケースを敷いて角度をつけて読むようにしてたんですよ。

どうにかならないかなって思ってたら、スマホリングを付けてる方がいて、なるほど~と思って真似しました。

 

こんな感じになりました。だいたい真ん中のあたりにペタリでちょうどよかったです。

 

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スマホリングはドラミちゃん

どんなのがいいかなって思ってたらドラえもんのシリーズが可愛くて・・・・。決め手はやっぱカラーですね、本体が白なのでピンクにしました。


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他のキャラも可愛くて迷ったんですけどね~。特にジャイアンジャイ子がいい味出してました。

 

 

これもかわいかった、初期ドラえもん

 

ベットに横向きに寝て読んだりもするんですが、指をひっかけとくと倒れないので便利です。

もっと早く付けとけばよかったな💦

 

略奪愛 ミシェル・リード/捨てられた花嫁

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幼くして両親を失い、伯父夫婦に育てられたシャーンは、同じ企業で幹部社員を務める男性と恋におち、やがて婚約した。だが晴れて結婚式という当日、花婿はシャーンを見捨て、あろうことか別の女性のもとへと走ってしまう。ショックのあまり呆然とするシャーンに手を差しのべたのは、花婿の兄であり、冷徹と知られる企業トップのレイフだった。「代わりに僕と結婚してくれ。そうすれば君の体面は保たれる」不憫な姪を思って泣き崩れる伯父夫婦を安心させるためにも、シャーンはレイフのとんでもない提案にすがるしかなく……。

 

結婚式当日にヒロインが花婿から捨てられるとこから始まります。打ちひしがれるヒロインに花婿の兄が結婚を申し込みます。花婿に捨てられたというよりも、実は兄の方に気持ちがあって弟である花婿は身を引いたという筋書きのほうが君の体面が保たれるだろうってことなんですが、捨てられるより捨てるほうが体面悪くないですかね?

そこらへんの感性は外国と日本の違いなんですかね〜🤔

 

結局弟より先にヒロインに一目惚れしたヒーローの略奪愛でした。弟の方も何をしても勝てない兄へのコンプレックスからヒロインに迫っただけ。兄弟喧嘩に巻き込まれた可哀想なヒロインでした(^_^;)

 

 

★★★☆☆

 

ポイント半額還元! ひかわきょうこ/魔法にかかった新学期 1巻~4巻

ひかわきょうこさんの本は好きなので今まで出た単行本は全部買ってます。

こちらの本だけまだ未購入だったんですよね。

完結したら買おうと思ってたらポイント半額還元中とのことで4巻までポチりました~。

 

絵柄もキャラもほんわかしてて好きなんですよ。

そして初めてヲシテ文字(神代文字)というものを知りました。中国から漢字が伝わる以前に使われていた(かもしれない)という日本の古代文字。ロマンですね。

はにわ達が可愛くて癒やされます。

 

 

リアルタイムで「彼方から」を読んでてそこからさかのぼって全部集めたんですよ~。

ヒロインが突然異世界にいっちゃうんですが、言葉が通じないというハンデがちゃんとあるのがいい! めそめそするだけじゃなく今自分が出来ることを見つけていくヒロインが素敵です。そしてヒーローのイザークがかっこいい❤

 

 

 

短めのお話でおすすめなのはデビュー作の「千津美と藤臣君のシリーズ」です。

結構・・・っていうかかなり古い時代のものなんですが、藤臣くんが頼りがいがありすぎて素敵です。

 

 

花とゆめ白泉社文庫が半額ポイント還元対象中なのでひかわきょうこさんのは全作品対象です(*^_^*)

amzn.to