もう自分を愛していない夫に、離婚を切り出した直後だった。トラックがイーデンたちの車に突っ込んできたのは覚えている。目覚めると、夫は重体で、記憶の全てを失っているという。すぐにも駆けつけたかったが、流産しかかっていたイーデンは病室に拘束されて、3日間、夫のもとに行けなかった。すると夫のアリスティドはイーデンを悪妻と信じ込んだのだ。ところが退院し、家に戻ると夫は腕を回して彼女を引き寄せた。私に興味がないはずなのになぜ? 戸惑うイーデンに唇を重ね、夫は欲望に濡れた瞳で求めてきた。「妻なら当然の役目だろう」
これは好みのお話でした、面白い!
ちょっと訳のせいなのか全体的に淡白な感じはしましたけどね。
事故にあい、ヒロインの記憶だけ抜け落ちたヒーロー。ヒロインもお腹に第二子がいて絶対安静の為ヒーローの病室にいけなかったんですが、それを悪用する当て馬の美人秘書。昔ヒーローとちょっと付き合っていた幼馴染なので、ヒロインがヤキモキするのはわかります。っていうか前カノを秘書にしちゃ駄目でしょ~。
第一子ができたことをきっかけで結婚したのでヒーローに愛されてるかどうかわからない不安の中、ヒーローは仕事で世界中を飛び回りヒロインはギリシアにおいてけぼり。ヒロインが疑う気持ちもわかります。結構頑ななヒロインでハーレにありがちなヒーローの肉体的魅力にすぐおちないところが良かったです。
クリスマスの結婚式は素敵🌟
★★★★☆