訪れたバルセロナで、19歳のローズは若き銀行家ハビエルと出会い、結ばれた。だが、ふたりの恋が砕け散るのに時間はいらなかった。10年後――従妹の婚約パーティで、はからずもハビエルと再会した彼女は、激しく動揺する。あのあと、ローズはせめて妊娠したことだけでも告げようとし、彼が他の女性との結婚を控えていると聞かされて、流産したのだ。ハビエルはローズの顔も覚えていないのか、社交的な仮面をつけ、「お会いできて光栄だ、ロザリン・メイ」と笑顔で挨拶した。
ヒーローがヒロインのことを覚えてなくて、事故にあってたっぽいので、記憶喪失でヒロインのことを忘れてるのかなって思ってたら全然覚えてた（笑）
忘れたフリしてただけでした。紛らわしい。
１０年前、出会った瞬間ビビビっときて一夜を共にしたヒーローとヒロイン。ヒロインはもちろんバージンでした。運命を感じたヒーローは仕事で呼び出されたけど、またすぐ会おうと約束して家を出ていきます。しかしそこに現れたヒーローの友人によってすれ違いが！ というかヒーローの友人は妹のために嘘をつき、お互いが遊びかのように吹聴するわけですね。誤解したまま１０年は長いですね。
その間にヒーローは友人の妹と結婚。なんだかんだでこの友人の妹が一番可哀想な気もします、もう亡くなってるから出てこないし。そして友人は反省のいろなし。
ヒーローの束縛が激しい感じが良かったです。激しいからよけいに１０年も？？？ ってなりますけど。ヒーローの力で連絡とろうと思えば出来たと思うんですけどね～・・・・なんかそこら辺がすっきりしない。再会したのも偶然だし。１０年の間にヒーローが探そうとしたとかエピソードがあれば良かったかなと思います。
★★★☆☆
