2年前、サスキアは夫ドメニコのもとから逃げ出した。いくら夫を愛していても、平凡な彼女にとって、イタリアの名家の妻という座は重圧でしかなかった。イギリスに帰り、園芸家となったサスキアは、庭園の見学のため思いきってヴェネツィアへ旅立つ。ミラノで暮らすドメニコとは、でくわす恐れはないだろう。ところが、オペラ鑑賞に出かけた劇場に、なんと彼がいたのだ!席は離れているのに、ドメニコの激しい怒りをひしひしと感じる。つかまったら、ただではすまない。サスキアの体に戦慄が走った。
釣り合わない結婚をしたせいで逃げ出したのかなって思ってたらヒロインが流産してそれを義父に攻められたせいでした。ヒーローも無意識にヒロインを攻めてたので耐えられなかったんですね。
でもまぁヒーローは2年間心配して浮気もせず探してくれてたわけだし・・・・勝手に出ていくのは大人として駄目だと思います。再会してからは押せ押せヒーローに頑なに拒否するヒロインという図式が最後まで続きます。
それはそうとなぜかヒロインには不思議な力があり、相手の考えてることはわかる時があります。それがヒーローにも移り、お互いテレパシーでやりとりができるようになります。なんじゃそりゃ(笑)
途中ヒーローが誘拐されるんですが、テレパシーで事なきを得ます。うーん、あらすじ読んで面白そうと思ったんですが、普通の恋愛ものが読みたかったので微妙な気持ちになりました(^_^;)
★★★☆☆