女優のベティ・ペイジに似ている新人図書館司書のレジナは、富豪で有名カメラマンのセバスチャンに見初められる。無垢で純情なレジナは次第に心を開いていき、その恋は激しさを増していく。彼の手ほどきを受けながら、ついにはBDSMの世界にまで足を踏み込んでしまうが…。神秘でエロチックな恋愛模様の結末は?ニューヨーク公共図書館を舞台に描く、お洒落感あふれる極上のラブ・ストーリー
BDSMもの。
この手のお話はまじでイケメンで金持ちじゃないと許されない展開が多い。まぁロマンスものはほぼそうですが、BDSMものは特にそう感じます。
図書館で働く地味なヒロインがヒーローの手によって変わっていきます。プリティウーマンみたい。
手紙とプレゼントを職場に送ってくるヒーロー。靴やドレスの描写が素敵~。BDSM要素がなかったら普通にシンデレラストーリーです。
ヒーローは心の闇もなければ、暗い過去も……まぁちょっとあるけど大したことないので読みやすかったです。ヒーローもBDSMはただの僕の性癖だって言ってましたしね(笑)
そういう趣味のない女性とは普通に付き合ってたらしいので、この手の話にしては融通のきくヒーローだと思います。
ヒロインの上司でヒーローの元カノが意地悪してきますが、クビにまでされたのにスルーなのがちょっと気になりました。
ざまぁ展開ないのかー、そもそも上司に目をつけられたのはヒーローのせいが大半なのですっきりしません。
それ以外は好きなお話でした。内容もそこまでハードじゃありませんが、職場で性行為するのは社会人として控えて欲しいです(笑)
★★★★☆