ラーマン国際銀行の最上階へ案内されながら、待ち受けるラフィクとの再会を思い、メラニーは身を震わせた。8年前、ありもしない不貞を疑われたメラニーは、愛するラフィクに、無慈悲にもごみのように捨てられた。また彼に会うのは怖い……でも、今こそ真実を伝えなければ。決意をかためてメラニーが頭取室のドアを開けると、相変わらず傲慢さと権力を漂わせたラフィクが座っていた。そして彼は、あの日と同じ台詞を言い放った。「出ていけ」あなたには息子がいるのだと、メラニーが告げる前に。
ヒロインの浮気現場を見て逃げるヒーロー多いですよね。その時に相手の男に向かっていかないのが毎回不思議です。
今回もそんな周りの策略にハマってしまうヒーロー、ヒロインをきり捨てます😨
しかもヒーローの兄が一枚噛んでる・・・悪い人ではなく弟思いなんですが、ツメが甘い。ちゃんと調べてやれよー。
愛人がいきなり他の男性と結婚し、イライラしているヒーローの前にヒロインが８年ぶりに現れます。ヒーローがちょっと子供っぽいですかね、自分の間違いをなかなか認めない。横暴な割にヘタレ野郎でした。
でもヒロインの息子に父親代わりの人がいたおかげでヒーローに対してざまーと思えます。お前が無駄にした８年はお前のせいだぞ！ と。
忘れられなかったという割にはその後のことを調べないヒーローに疑問しか浮かびません。
★★★★☆
