ホラー風味の読み切りが14本入ってます。全体的に短めのお話が多かったです。
黒いレクイエム
火事で亡くなった娘のことが諦めきれず、まるで生きてるかのように過ごす母親。妹はショック療法を試みます。
諦めきれないのはわかるけど、この母親は好きになれない💦
恋人たちの冬
第1話 白樺心中
身分違いで駆け落ちしようとするカップル。しかし死を前にして考えを変えますが誤って事故死。まーしょうがないか。
第2話 切り裂きジャック
結婚予定の女性を通り魔を装って殺そうとしますが・・・。
五百旗頭家の怪
小説家&編集者。
またもや事件に巻き込まれる編集者(笑)跡継ぎ問題は古い名家だと大変そうですよね。
第一夜
財産持ちの女性が母親から男性は信用できないと言われて育ちます。恋人を母親に会わせますが、やはり財産目当てで、欲張った恋人は斧でザクっ。
第二夜
不美人な女子学生が振られて自殺しますが美しく生き返ったものの逆恨みで殺されてしまいます。
第三夜
不運な男性が狐に騙される話。短い。
第四夜
幼い頃に出会った少女をずっと追い求める男性のお話。少女は結局吸血鬼的なものだったのかなー🤔
第五夜
引っ越してきた夫婦の家の壁に徐々に広がっていくシミ。妹との仲を誤解して奥さんが旦那さんを殺そうとする影がピッタリとシミと重なります。殺されちゃったけど、旦那さんは無実です😢
第六夜
資産家のお爺さんの若い奥さんが自分が死んだあとも浮気をしないように肖像画を描かせるお話。なるほどー、確かにその絵は気持ち悪い(笑)
第七夜
体の弱い資産家の奥さんと財産目当て旦那さん。遺言で棺の中に旦那さんに繋がる電話を入れてもらいます。生き埋めは嫌だなってお話ですね。
第八夜
苛められている女子学生が魔物(?)に守ってもらいますが、結局自分もひどい目にあうという・・・。なんか理不尽。
第九夜
幼児を殺した通り魔を凄腕の弁護士が無罪にします。いろんな犯罪者を無罪にしてますが、催眠で殺した被害者と同じ苦痛を毎日味あわせて自殺に追い込んでました。
第十夜
女中のおばあさんがうたた寝している間に行方不明になってしまった男の子。実は・・・。めちゃ短かい。
★★★☆☆