サリー☆のブログ!!

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リン・グレアム/二度目の花嫁

二度目の花嫁 (ハーレクイン文庫)

 不動産会社で働くデイジーは、新しい顧客を見て目を疑った。イタリアの若き大富豪、アレッシオ・レオパルディ。17歳のとき、愚かにも愛されていると信じて結婚した相手だ。だが結婚するなりアレッシオは冷ややかになり、まもなくお腹の赤ちゃんを失ったデイジーは、彼の父親に追い払われるようにして離婚した。アレッシオが見舞いにも来なかったことに打ちのめされて…。精悍さを増した彼に睨めつけられ、デイジーは青ざめた。どうしよう、言わなければ。彼に子供がいることを。自分を蔑む元夫との結婚―それが我が子と暮らすための条件。ハーレクインの超人気作家が描く、イタリア人大富豪との再会。

 

ネットオフのタダ本購入分です。

資産家のヒーローと出会い、図らずも妊娠してしまい結婚することになったヒロイン。しかしそれは誰からも祝福されない結婚で、流産や冷たくなったヒーローの浮気、ヒーローの父親から別れるように進言されて離婚しました。

その時ヒロインは双子の一人は無事でしたが黙って出ていき、一人で産んで育てました。

13年後、偶然再会した二人はヒロインが黙って産んだ娘の為に再婚することにします。反発しながらも結局いろんな誤解や、ヒーローの立場を思いやってあげなかったと反省したヒロイン。だいたいのあらすじはこんな感じで無事ハッピーエンドです。

 

ヒーローも若かったことを考慮に入れても、どうなんでしょうね。浮気は誤解でしたが、それをヒロインに吹き込んだのはヒーローの双子の妹。

ヒーローの両親は結婚を嘆き悲しみ、流産した17歳のヒロインに離婚を突きつける。こんな義家族嫌だわ! 双子で一人流産して、一人無事だったの分からなかったのかね・・・資産家だからかかりつけの医者とかいそうなのに。

13年間女手ひとつで育てた娘との関係も薄っぺらい。すぐ父親になつく娘に、子供のことを黙っていたと怒り狂うヒーロー。ヒロインも子供っぽいところもありますが、頼る人もいない状況で義家族に冷たくされ、肝心のヒーローからも冷たくされればそりゃ黙って産むでしょうよ。そもそも流産したのもストレスなのでは? 

確かに望んでない妊娠だったかもしれませんが、経験のないヒロインより気をつけないといけなかったのは遊びなれてるヒーローの方だと思うんですよね。それをグチグチとうざいわ! なんかもうヒーローとその家族、ヒロインの娘も全然ヒロインの苦労をわかってあげてないのがムカつきます。すぐヒーローによろめくヒロインにもムカつく💢 自分をしっかりもて!

 

 

 ★★★☆☆