モリーが10年ぶりに故郷に帰ってきたのには訳がある。亡きおばが遺した家に住むため、というのは表向きの理由で、本当は兄の親友ベンに会うためだ。寡黙ながらハンサムで頼もしいベンに、モリーは昔から憧れていた。ほのかな想いが情熱的なものへと形を変えたのは、モリーが故郷を出る直前のこと。あの日、偶然見てしまったのだ──快感に浸るベンの淫らな姿を。以来、彼に抱かれる日を密かに夢見てきたモリーは、今こそその夢を叶えようとするが、ベンは相変わらずモリーのことなど妹扱い。そこでモリーは、大胆な作戦に出た。
ヒロインは官能小説家のモリー、ヒーローはモリーの兄の親友で警察署長です。
10年ぶりに故郷に帰ってきたモリーはベンに猛アタック。ありとあらゆるは方法で誘惑していきます。ベンは割と早く陥落。
モリーが職業を内緒にしてるせいでモヤモヤしているベン、いろんな想像してますが全部アダルト系(笑)
元カレにストーカーされてたり、不審な人物が部屋を覗いていたりとサスペンス要素もあり楽しめました。
でもやっぱり1番はヒーローのベンの魅力ですかね〜。頼りになり、真面目でイケメン。堅物かと思いきやホットシーンでの変わりようが花丸です! エロかっこいい〜。
ただ上半身裸でカウボーイハットはときめくより笑ってしまいそうですが(笑)
あんまり読んだことのないちょっと軽めのヒロインで、エッチにかなり積極的です。頭が良くて建築家として成功している兄にコンプレックスを抱いていたりしてますが、基本的に明るく前向きです。友達にいたらいやだなと思いつつ天真爛漫で憎めません。
すごく面白かったんですが、これは表紙で損してる気がします。海外ロマンスものってなんで人物なんですかね🤔
次作がモリーの兄とモリーの親友のロマンスなのでそちらも楽しみです(*^^*)
★★★★★