サリー☆のブログ!!

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顎木あくみ/わたしの幸せな結婚1巻

わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)

名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞。大勢の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく―。これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。

 

王道のシンデレラストーリーです、冷遇されてたヒロインが幸せを掴むまで。

時代は明治大正あたりで+ファンタジー要素ありです。

 

私が一番ムカついたのはヒロインの父親ですね。

恋人と別れさせられてヒロインの母親と政略結婚したわけですが、母親はヒロインが幼い頃亡くなってしまいます。

元恋人と結婚して、その間にできた娘だけを可愛がるという・・・ヒロインもオマエの子だろうが! クズが!!💢

 

継母は美人ですが幼いヒロインをイジメるような女性。そんな女性を好きな時点で父親はろくな男じゃない。ある意味、異母妹もそんなアホな両親に育てられて性格が曲がってしまったので被害者ですね。でも最後は異母妹にも更生のチャンスが与えられたので頑張ってほしいです。

 

ヒロインの母方の一族や異能に謎が残ったまま1巻は終わりです。恋愛面も婚約者(仮)から正式な婚約者になるまでなので、次巻での進展を楽しみしてます!

 

残念なのはイラストが表紙だけなんですよね~お話の雰囲気に合ってるし、とても綺麗なので挿絵もあったら良かったのにな。

 

★★★★★