初読みの作家さんです。これは好き嫌いが別れそうなキャラでした(^_^;)
大手総合商社に勤務している白井智哉は、新しい上司・真木野がやってきてからの半年は悲惨なことばかり。自分にだけ何かと真木野が難癖をつけてくるのだ。ただでさえハーフということが日本の社会で障害になっていて、無難な生活を送りたい白井には迷惑この上ないものだ。ところが海外出張へ行った先で酔わされてしまい、目覚めてみるとなんと隣には裸の真木野が……!? 翻弄されるセクハラ・リーマンラブ★
えー! 攻めの上司がめっちゃ嫌な奴なんですけど(笑)
これちゃんと受けは攻めを好きになるのか・・・と不安な始まりでした。
カップリングは真木野彰夫(上司)×白井智哉(部下)です。上司×部下って大好きなカップリングなんですが、上司がセクハラ・パワハラ・モラハラの三重苦です。
嫌いなキャラではないんですが、いまいち受けへの愛が感じられない!! 愛があれば多少のことはスルーできるんですが、愛情表現が屈折しすぎてわかりにくいよ~(ToT)
受けも上司が好きなのかファザコン(父は生まれる前に死亡)なので攻めに父性を感じているだけなのか分からない! 流されてるだけな気もしますが、その点ではお似合いの二人でした(笑)
お話は3つ入っていてこんな感じです。
1 同棲するまで
2 家出からのお仕置き
3 エロ三昧
いい感じの当て馬キャラが出てきて、攻めを取り合ったりするのかな~と思ってましたが、受けがヤキモチやいてそれで終わりなんですよね。確かに気持ちを確認する上で必要なキャラだったのかなと思いますが、もうちょっと二人の仲を引っ掻き回して欲しかったです。
ただやっぱり上司攻めって好きなんですよね~。年の差が好きなので、上司ってだけでときめきます。
この本の上司もスパダリっぽいんですけどね・・・やっぱ愛が! 愛が足りないよ!!
私のおすすめ度は★★★☆☆です。
続編もあるそうですが、うーん・・・。気にはなるのですが、他の人のレビューを見ると、やっぱり攻めからの愛が感じられないっぽいので悩み中です。