「俺、男にマジにならないから」。
穂は、昔から兄のように慕い恋焦がれた相手——誠二と、体だけの関係という条件付きで結ばれた。
念願の想いが叶ったつもりでいた穂を待っていたのは、誠二からもたらされるサディスティックな快楽と絶望に溺れる日々だった。
始め受け攻めの会話と心情で進んでいくので、ちょっとどーかなーと思っていたら途中から面白くなりました。
ヤンデレなS攻めと、一途な無自覚M受けですかね。
ひどい攻めだなと思っていたんですが、過去いろいろありまして、まぁ納得です。
受けへの気持ちに自覚(再確認?)してからは押せ押せで、溺愛というほどの甘さはないですが、重たい愛を受けに向けてます(笑)
シリアスですが、後味はスッキリでした(*^^*)
★★★★☆