積読分。
こちらもあらすじを見て購入。ヒストリカルです。
わたしは公爵と結婚するの まだ逢ったこともないけれど…… 結婚を夢みつつ新入りの馬丁に惹かれてしまうミーガン。でも、実は彼こそが――郷士の娘ミーガンは、その美しさをねたまれ、近隣に住む伯爵夫人から手ひどい侮辱を受けた。ミーガンは夫人に目にもの見せたいと思い、「ルーストン公爵と結婚する」と宣言する。馬を愛する彼女は、見返すためには夫人よりもっと力のある夫と結婚すればいい、それが最高の厩(うまや)を所有する公爵なら最高だと思いつく。問題は、彼女が当の公爵と会ったことすらないということだけ……。 そんなある日、父親が購入した馬と共に新しい馬丁が屋敷にやってきた。ぶしつけな態度で口は悪いが、ハンサムなデヴリンと毎日口喧嘩を繰り返すうち、ミーガンは彼に惹かれてしまう……。ミーガンは知るよしもなかったが、実は、彼こそが公爵その人だった――。
見事なケンカップルでした(笑)
ずーっと喧嘩してます。
ヒロインのミーガンはわがままで短気、ヒーローのデヴリンは傲慢で短気、どちらも短気なのですぐ喧嘩になります。
でもなぜか面白かったです。
413ページですがあっという間に読めます。勢いがあります。
気の強すぎるヒロインも傲慢すぎるヒーローも好きではないんですが、この二人は許せます(笑)
ヒロインが18歳設定らしいですが、もうちょっと幼く感じますかね。ミーガンと親友のやりとりが微笑ましいです。本当に普通の女子高生みたいな会話をしてます、中学生かも。こんなにガールズトークがあるロマンス小説には出会ったことなかったです。
アンとダイアナのようです、話す内容はちょっと下ネタですが(笑)
友情もしっかりと描かれてて良かったです。
デヴリンがミーガンのことを「おチビちゃん」と呼ぶのですが、ガラスの仮面の紫のバラの人がちらつきます(笑)
最終的に「ぼくもきみを甘やかすつもりなんだ。いや、それ以上だな」と甘やかし宣言で終わってます、ごちそうさまです(*^^*)
私のおすすめ度は★★★★★です。