アナにとって裕福なエリート銀行家リュークとの結婚生活は、まさに幸せそのものだった──夫の元愛人の影が射すまでは。不安が募り、耐えきれなくなったアナは逃げるように家を出た。数日間は平穏に過ぎたものの、9日目になって突然、いつも以上に尊大な態度のリュークがアナの目前に現れて告げた。「僕の妻には家に戻ってもらう。僕のベッドに」驚いたことに、夫はアナが妊娠していることを知っており、さらに彼女の父親が会社で不正を働いた事実まで調べあげていた。なんて卑劣なの! 妻を脅迫して思いどおりにしようだなんて。
あらすじは面白そうだったんですけどね〜。
ヒーローの元恋人の今もヒーローと関係があるような狂言にヒロインがひたすら振り回されてるだけのお話です。
ヒーローに怪しいところがあればハラハラもするんですが、それもなく・・・。
浮気してると思い込んだヒロインがヒーローと喧嘩して家出、迎えに来る9日間の間にヒロインの父親の横領が判明して、罪に問わない代わりにヒロインに家に帰るように説得するんですが、そもそも浮気してないんだからそこをはっきりさせれば終わる話なんですよね~。だからなのかダラダラとそのネタを最後まで引きずります。
ヒーローはヒロインがなんでそこまで浮気してると思いこんでるのかわかっていません、ヒロインが話さないから。
ヒロインが妊娠してるんですが、気遣って過保護になるヒーローの言うことをわざと聞かなかったり、証拠もなく元恋人の言うままにヒーローを疑がったりとあんまり好感のもてないヒロインでした(^_^;)
★★☆☆☆