親から召使として扱われているマリーの誕生日パーティー、主役は……誰からも愛されるマリーの姉・アナスタジアだった。パーティーを抜け出したマリーは、偶然にも輝く緑色の瞳をしたキュロス伯爵と出会う。2人は楽しい時間を過ごすも、自分の扱われ方を思い出したマリーは彼の前から逃げ出してしまう。そんな誕生日からしばらくし、姉とキュロス伯爵の結婚が決まったのだが、贈られてきた服はどう見てもマリーのサイズで――！？
ヒロインが両親から使用人のような扱いをされてるんですが、理由が容姿が悪いからのみ。（でも磨けば光ります）姉は可愛いので可愛がられてます。姉妹仲は悪くないようですが、妹の扱いを疑問に思ってない時点で？です。そして馬車の事故で亡くなった姉に対してもヒロインがさらっとし過ぎでここも姉妹の情も何も感じられません。姉の身代わりなんだわばかりで亡くなったことはどうでも良さそう。
ヒロインの性格が卑屈かと思いきやミーハーになったり、いい子ぶりっ子でよく分かりません。
１巻読んで面白くなかったんですが、両親がヒロインをいじめる理由が別にあるのでは的な話になったのでそれを知りたくて２巻も一応読みました。理由はわかりましたけど、なんだかな・・・・。結局一番悪いのは祖母なのでは？ 自分の息子の出来が悪くて仕事ができないなら周りを固めるとか家督を別の人に渡すとか考えた方が良かったと思います。出来る女性の設定のわりには息子に甘すぎじゃないですかね。
幼い頃から学校、仕事、家事で食事も満足に取らせてもらえないって普通に過労死してるレベルですが、ヒロインはピンピンしてます。不幸設定が盛りだくさんでお腹いっぱい。
最後は両親にざまぁ展開ですが、ヒロインの性格もなかなか悪い。あははーうふふーふぇっとかナチュラルに言ってる子なのに（笑）
レビューが高評価だったので読んでみたんですが、好みが分かれそうですかね。私には合わなかったみたいです。最後まで読んでもヒーローがどうしてヒロインを好きになったのか謎でした。
★★☆☆☆
