正義感の強い星子(せいこ)は、女王気どりの上級生に親友がいじめられた事で、女王と子分どもをこらしめてしまった。で、高校二年の秋、ただ今停学中。これを機会に、星子はひとり旅を実行、猫のゴンベエと一緒に長崎へやってきた。だが、着いてすぐに殺人事件にまきこまれてしまった。列車で知り合った宙太(ちゅうた)というお調子者に助けられて、なんとか警察から解放された星子――第二の殺人事件が…。
コバルトのユーモアミステリー、懐かしい! 星子ひとり旅シリーズの1作目です。っといっても名前は知ってたんですが初読みです💧
同じコバルトのユーモアミステリーで日向章一郎さんの放課後シリーズや星座シリーズを読んでました。そちらはなんで電子化されないんでしょうね🤔 電子化されたら揃えたいです。
内容は高校生で親に内緒で長崎に一人旅に出た星子が殺人事件に巻き込まれ、列車で知り合った大学生で長崎一の大財閥の跡取り息子で更に元華族という宙太(実は詐欺師?)と事件を解決していきます。
事件はそんなアホな!的な展開ですが、携帯もポケベルさえない時代のお話なのでこれからの宙太とどうなるのか気になります。
イケメンの基準が草刈正雄っていうのにまた時代を感じます。カッコいいオジサマですが、若い頃を知らないよ!
それからこれはもう私が長崎人だからでしょうけど、方言の使い方がおかしすぎて集中できない! 特にばってんの使い方が〜!!
それ以外は楽しく読みました。挿絵もレトロで可愛いです。
そして長いシリーズなんですね。全52巻って! びっくりしました。
星子&宙太の今後が気になるのでちょこちょこ読み進めようかなと思います。しかしゴールが遠い・・・・(^_^;)
★★★☆☆