見目麗しく、聡明で、しかも誰にでも優しく接する、完璧なまでの理想の王太子フェリクス。そんなフェリクスを一目見て恋に落ちたのは、地方に領地を置くディシール伯爵の娘リズベット。なんとかフェリクスとダンスを踊りたいとあの手この手を使ってフェリクスに近づこうとするもことごとく失敗。所詮はかなわぬ夢……と思いきや、偶然、誰もいない場所でフェリクス王子と二人きりに!? 緊張するリズベッドをよそに、フェリクスはぞんざいな口調で淫らないたずらを仕掛けてきて……って、どういうこと!? ほんとうの殿下は、手が早くて、優しくなくて、自分勝手。でもでも、殿下のこと、もっと知りたい！ そんなリズベットに、フェリクスのいたずらはエスカレートしていく――。
ヒロインが田舎の伯爵令嬢なんですか、イケメンの王子様に一目惚れ、追っかけをします（笑）そこを見つかり完璧だと思われた王子が実は優しくないとわかりますが、もともとヒロインは顔で王子を好きになってるから性格はあんまり関係ないと思われます(^_^;)
王子は王子でありのままを出せるヒロインを気に入ったみたいなんですが、もとの性格も別に悪くないのでお互いが惹かれ合う要素が薄いかな～、これといった事件もなく、出会う場所場所でちょっかい出されてるだけなのでなんだか物足りませんでした。
挿絵は表紙だけです。
★★☆☆☆
