同盟締結の証として隣国アシュケイドの王・カーライルのもとに嫁いだものの、不運な行き違いから夫にも放置され、忘れられた王妃となったティルダ。かい間見た凛々しく逞しいカーライルへの淡い思いを封印し、影となってこの国に尽くし、屈辱に耐え一人で生きて行く決意をするが――6年後、美しく成長したティルダはカーライルと再会を果たす。そこで初めてカーライルの本心と真実を知り、秘められた情熱的な愛を打ち明けられて……「我が妃よ。俺はそなたに欲情している。心底欲する、この世でただ一人の女だ」妻として欲し王妃として敬い、一途に愛を捧げ、優しく官能的に求めてくるカーライルにティルダは!?
敵国の王×同盟のために嫁いできた王妃 12歳~
ヒロインが・・・(´Д⊂ヽ
私が今まで読んだ中でもずば抜けて悲惨なヒロインだと思います、12歳の子になんて仕打ちをするんだ!
いろんな嫌がらせをされて、その中でも敵国で生き抜こうとするヒロインがあっぱれです。
それに比例してヒーローには、このクズが!!と怒りがわきます。
いやもう本当に。イライラします。
ヒーロー視点のお話がなかったら、無理だったかなと。あって良かった。それでもムカつくことには変わりはありませんが(笑)
ヒーローに対して頑なだったヒロインですが、だんだんほだされていきます。
分かってはいるけど、もう少し反省させて欲しかった!
なんだったらヒロインに浮気させても私は怒らない(笑)
お話は政治が絡んでて面白かったです。うっかり22時ごろ読み始めてしまい、止まらなくなり読み終わったのは3時すぎでした。読み応えがありました。
一応区切りのいいところで終わってますが、まだ続きも読めるようなので楽しみです。
ヒーローがもっと痛い目にあってるといいな( ̄ー ̄)ニヤリ
★★★★★