目覚めたらそこは、見知らぬ異国の地だった。憶えているのは、義父と飛行機に乗ったことだけ。異国の言葉で話しかけてくる美しい男・クラウディオに、里玖は心を奪われる。温かで強引な彼の家族にもてなされ、愛情に飢えていた里玖は束の間の幸せに浸る。次第にクラウディオに惹かれていた里玖はある日、彼を想いながらした自慰で達してしまう。彼を穢したことに落ち込む里玖。だが、クラウディオがマフィアのドンで、自分は取引の為の生け贄だと知り!?
クラウディオ・ガゼッラ(マフィアのボス)×白瀬里玖(母親の愛人に売られた少年 17歳)
イラストを描いてる穂波ゆきねさんが好きなんですが表紙だけでした、残念(;_;)
幼い頃からの虐待のせいで成長が遅い受けの里玖、17歳だけど子供に見えます。母親の愛人からイタリアの小児性愛者のマフィアに売られます。助けてくれたのはそこと敵対しているマフィアのファミリー。そこで疑似家族のような愛情をもらい幸せを感じ、ほのかにマフィアのドンである攻めのクラウディオに恋心を抱きます。しかしクラウディオは理玖を取引の道具にしか見ておらず・・・・。
とにかく理玖が健気です。すべてを諦めてる感じが不憫。好きな人のために自ら犠牲になろうとする理玖にほだされるクラウディオ。ほだされてくれてよかった(笑)
二人には言葉の壁があり、なかなか意思疎通できないのでもどかしい。最後の最後で甘々です。これから存分に理玖を甘やかして欲しいです。
そして続編が。
しかしこちらはkindle unlimitedで読めない・・・・💦
★★★☆☆