高校2年生の笹本那智(ささもとなち)が下校途中に耳にした、人気アイドルグループKIX(キックス)の新曲。その歌詞は2年前に傷ついた心とともに封印したはずの、自分が作った詞にそっくりで…!? 勝手に歌詞を書き換えられたと強い反発を覚えた那智だったけど、KIXのシンとのやりとりの中で何かが少しずつ、変わっていく。希望なんてなにもない、悲しみに彩られた詞だったはずなのに、KIXのメロディーが優しくつつみこんだとき、閉ざした心は熱く溶かされて―。 超俺様系アイドルとごくフツーの男子高校生のドラマティック・ラブストーリー!
シン(アイドルグループKIXのメンバー)×笹本那智(トラウマありの地味な高校二年生)
もともとケータイ小説だったんですね~横書きだったのでビックリしました。
最初はちょっと読みにくかったですが、慣れると大丈夫です。
もともと受けの那智は美形ですが、初めて出来た恋人(男の先輩)から自分にそっくりの顔をしている双子の妹の代わりにされてることを知って傷つきます。前髪を伸ばし、伊達メガネをかけて顔を隠すように。
傷ついたときに書いた詩を妹が勝手に応募して今をときめくアイドルが歌うことになります。そのメンバーの一人が攻めのシン。
自分に冷たい那智に興味を惹かれいろいろちょっかいをかけます。
元恋人の先輩と再会し、また傷つけられた那智に強引に迫るシン。未遂に終わりましたが、シンに告白されちょっと前向きになったところで1巻は終了です。
那智のトラウマがBLだと割とあるあるですかね。そしてケータイ小説っぽいなと思ったのは一つ一つの場面が長い! 登場人物も多いし、前半はダラダラしてて読んでるのきつかった💦
終盤あたり、二人の関係が進展し始めると一気に面白くなりました。
次巻で完結なので、続きが楽しみです(*^_^*)
★★★☆☆