サリー☆のブログ!!

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最後が・・・最後が!! のがみけい/芥子の花(全15巻)

芥子の花 愛蔵版1 (ゴマブックス×ナンバーナイン)

大いなる野望を持った青年・樋口洋介は、学生時代から女を利用し、成り上がってきた。そして、日本有数の実業家・大垣幸一郎の娘・千秋を虜にした洋介は、自身の起こした旅行会社の出資を幸一郎に承諾させ、独り立ちした。その洋介が気になっている女性が、才色兼備で内気な岩瀬美和子だった。この美和子を自身の学生時代からのパトロンで裏社会にも通じている榎田緋沙子(通称・マダム)に取られた洋介は、強引に美和子を奪取し、自身の秘書にしてしまう。これに腹を立てたマダムは、洋介の会社に放火したり、スキャンダルをゴシップ誌に流したりして、洋介を追い詰める。このままでは、会社が倒産してしまう。そんな大ピンチに陥っても洋介は涼しい顔をしていた。洋介の真意とは!? そして、マダムとの戦いはどちらが勝つのか? 15巻にも及ぶ壮大なる「ある男」の一代記、ついに開幕!

 

なんとなく読み始めましたが、面白かったです。

樋口洋介という青年のサクセスストーリー。最初は女性を利用してのし上がっていくんですが、岩瀬美和子という女性と出会ってから利用はするけど、どこか憎めないというかアフターケアが上手になってるような気がします(笑)

一代で大会社を築いていくのが気持ちいいです。秘書となった美和子とくっつくのは最後らへんですが、他の女性とは扱いが違うというか愛情が感じられていいです。まぁちゃんとくっつくまで毎回違う女性と致してますが(^_^;)

常に表情を崩さず、陥れられそうになっても倍返し! イケメンで才気あふれる洋介と控えめに支え続けた美和子が結婚してハッピーエンドで良かったのにな・・・・最後がね~(T_T)

ちょっとヤバい女に恨まれて何度も何度も窮地に陥りますが、毎回凌いでいたのに! 最後だめだった!!_| ̄|○ il||li

せっかく美和子が幸せになれると思ったのにな~・・・・。

最後は残念でしたが、痛快で面白かったです。

 

 

 

そして続編の「芥子の花~帝王の門~」の主人公は美和子が生んだ洋介の息子洸洋です。

飽くなき野望を持つ男・樋口洋介に息子がいた……!! 彼の名は岩瀬洸洋。美しく、妖しい青年・洸洋をめぐって、新たなる伝説がここに築かれる……!!

 

続きが読めて嬉しいですが本家には敵わないですね。やっぱ二世はね(笑)

成り上がりの過程が面白かったのに、最初から御曹司ですもん。美和子が元気そうでなによりと思ったらまさかの洸洋の双子の妹が赤ん坊の頃誘拐されてて行方不明です。

5巻の最後で双子の妹が発見されて終わりかと思いきや、これ終わってませんよね??? でも5巻で完結になってるし、意味がわからん!! 双子の妹どうなったのさ!!

ストーリー自体はどちらとも面白かったですが、どっちも最後がスッキリしません。

特にこちらの方は色々と消化不良のまま終わってしまってるのが残念😞