施設育ちのロージィは実の父アントンに発見され、短い間だが親の愛を知る。が、彼が急死。悲しむロージィの前に父の養子コンスタンティンが現れた。遺言により彼が遺産を受け取る条件に、ロージィとの結婚が挙げられていたのだ。養父の愛人と信じ込み冷たい態度をとる彼と、ロージィは結婚せざるを得なくなり・・・。
養父が密かに会っていた娘を愛人と誤解して激怒するのはわからんでもないけど、序盤でヒロインが娘だってちゃんと訂正してるのに信じず、終盤で娘だと判明したら復讐のつもりかとキレまくるヒーローってなんなんだ。頑なにヒロインを悪者にするヒーローでした。まぁ養母のことを思ってのことだとしてももっと冷静になろうよと思います。
そもそも娘である可能性を完全に否定できる証拠もないのに愛人だと決めつける。そんなんで大会社の経営なんてつとまるのか! ってリン・グレアムの仕事が出来る(らしい)ヒーローはだいだいヒロインのことを頑なに信じませんけど(笑)
そして今回のヒロインはすぐ逃走する。何回逃走したかな? そのたびに怒りながらヒーローが探し出します。気が強いのかと思いきや自虐的な面があり、完全にヒーローの逆ギレなのに自分のせいだと思って凹んだり・・・・なんでやねーん。
結局養母も隠し子の事を知っていたりとなんだかすっきりしないお話でした。
★★★☆☆