執事となるべくして生を受けた保坂己裕は、主人である二条則雅へ献身的に使える日々を過ごしている。則雅の学友であるサイ・ネヴィルは、俗に「処女執事」と呼ばれる特殊な存在だという己裕の秘密をすぐに見抜く。サイは策を弄して則雅から己裕を奪い取り、さらには性的にも支配しようとする。あくまで執事として新しい主人に尽くそうとする己裕だが、サイによって感情も肉欲も剥き出しにされていく。「処女執事」の貞節を剥ぎ取られてひとりの人間になることで、己裕の運命は大きく変わり……!? 魂の絆が記憶をも凌駕する”純愛”ストーリー!
サイ・ネヴィル(伯爵家子息で世界的な投資家 29歳)×保坂己裕(旧財閥子息に仕える執事 27歳)
タイトルと表紙のインパクトで気になってた小説がKindle Unlimitedで読めるようになってたのでさっそく読みました。
エロ系なのかなって思ってたらエロもありますが、がっつり重めのストーリーで攻めのサイの一途さにやられました! 切ない~(;_;)
受けの己裕の恋を自覚していく過程が好きです、初めは無理やりでしたけどね・・・(^_^;)
他の女性と結婚すると思って苦しむ己裕の発散方法がなかなか怖いです。
ちなみにタイトルの処女執事もいやらしい意味ではないです、ネタバレせずに読んだほうが面白いと思うので言いたいけど、言えない。怒涛の展開です。
ちゃんとハッピーエンドなので安心して読めます!
★★★★★