リリーは21歳の夏、ロンドンのアルバイト先で世界的大企業の社長ラウフと燃えるような恋におちた。黒髪に金の瞳を持つ謎めいた彼は、義兄の心ない仕打ちのせいで男性恐怖症になり、キスより先に進めなかった彼女を、優しく包み込んでくれた。だが、そんなひたむきな愛は残酷にも踏みにじられた。ラウフは突然、故国トルコへ帰ってしまったのだ。2年後、窮地の父を救うためリリーはイスタンブールの土を踏む。待ち合わせ場所にまさか―ラウフが現れるとは夢にも思わず。
ヒーローがトルコ人! 想像が難しい・・・・とりあえず金持ちでイケメンです。
捨てられたヒロインと、誤解からヒロインを憎んでいるヒーローです。あるあるの組み合わせ。
ただ今回ヒーローがヒロインがバージンだと気づいた時点であっさりと自分の非を認めました。これまでのリン・グレアムのヒーローってヒロインを尻軽女だと誤解し、バージンだったとしても無理矢理にでも誤解しつづけるヒーローが多いのでビックリ!
そしてヒロインも大人しめの設定なんですが、いつも途中で性格が勝ち気に変わるんですが今回は割と大人しいままでした、さらにビックリ!
そんな二人なので誤解がとけてからは割とラブラブ・・・・しかしその後更に誤解ポイントがあり、ヒーローが大爆発してます。ただヒーローが傍目からもヒロインにぞっこんなのはわかるので可愛いなーくらいな感想でした。
賢いはずのヒーローなのに、ヒロインが絡むとアホみたいな誤解をしちゃうもんなんですよ! それがセオリー。
ヒーローヒロイン共割とまとも(当社比)なのでイライラすることもなく読めました。
まともすぎてちょっと物足りないくらいでした(笑)
★★★★☆