「そんなに笑ってると、疲れないか」過去のトラウマにより、笑顔で本心を隠してきた実晴は、隣に住む官能小説家・黒川の一言が忘れられなかった。彼のことをもっと知りたい。実晴は、傲慢なまでに自信に溢れる黒川に惹かれていく。しかし、言葉の行き違いからベッドに押さえつけられ──「そんなに物欲しそうな貌して誘うなよ」黒川に触れられると、体が熱く潤んで疼き出す。なにより、触れ合う肌の温もりが心地よくて……? いたいけな純愛。
黒川瑛彰(官能小説家)×井上美晴(大学生)
表紙は裸エプロンですが、そういうプレイはなかったです(笑)
身内から性的虐待を受けていたことがあり、家族には言えず、逃げるように東京に出てきた受け。隣人の攻めに見透かされたようなことを言われ、気になり始めます。
攻め視点と受け視点があるので、気持ちの変化がわかりやすかったです。
傲慢攻めと健気な受けの組み合わせ。王道ですね。受けの作る料理が美味しいけど、見かけは悪いっていうのがツボでした、現実味がありますよね~。
受けのトラウマも克服されて良かったです。しかし性的虐待を受けてたわりには攻めにされることはウェルカム状態なのでちょっと不思議な感じが・・・・二人の初めては落ち込んで飲んでた攻めにレ○プされたんですけど・・・(^_^;) まぁ好きな人は別ってことですかね。
ちなみに受けはマゾっぽい(笑)
電子版だったんですが、ちゃんと挿絵もありましたよー。
★★★☆☆