サリー☆のブログ!!

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葵居ゆゆ/青の王と花ひらくオメガ

青の王と花ひらくオメガ【SS付】【イラスト付】 (カクテルキス文庫)

オメガ性を持つ“神子”が住まう神殿で、第二性別を持たないセレンは下働きとしてひっそりと働いていた。王家のアルファたちが神子を迎えに来る日――。生まれながらの罪のせいで俯いてばかりのセレンに、「顔を上げろ」と言い放ったのは孤高の第一王子・レイだった。「この俺が気に入ってやったんだ。喜んで抱かれておけ」。王になりたくないと異端の振る舞いをするレイのため、献身的に身体を差しだすセレンだったが…。健気な蕾が清廉に花ひらく、砂漠の寵愛オメガバース

 

レイ・バシレウス・リザニアール(リザニアール国第一王子でα 22歳)×セレン(第二性別を持たない下働き 18歳)

 

オメガバースもの。

アルファの王族の番になるため、神子と呼ばれるオメガたちの神殿で下働きをしている受け。生まれのせいでひどい扱いをうけてます。それでもオメガしかいない神殿ということで性的虐待とか暴力はないので一安心。健気すぎるくらい健気で控えめな性格です。

王を継ぐつもりのない第一王子の攻めは、わざとオメガではない受けに目をつけて可愛がります。そのうちだんだんと惹かれ合っていく二人。

 

王位を義弟に譲り、受けと一緒に城を出て暮らそうと約束してましたが、受けがオメガとして覚醒してしまいます。もう攻めのそばにはいられないと思いつめる受け。そして悪いやつに攫われます(笑)あわや襲われる寸前の所で攻めが助けに入り、想いを伝えあってハッピーエンドです。

 

面白かったですが、私的にちょっと溺愛が足りなかったです。勘違い期間が長すぎるので甘さが足りないよー。

悪人が悪人らしくわかりやすかったです。思わぬサプライズもあったりして、健気な受けが報われて良かった!

 

 

★★★★☆