サリー☆のブログ!!

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華藤えれな/硝子のギムナジウム

硝子のギムナジウム (B-PRINCE文庫)

 貴族の子弟らが通う全寮制学院には、暗黙のヒエラルキーが存在する。日本人の血を引く奏斗は、模範生として一目置かれることで、コンプレックスを隠し生きてきた。その孤独な心を、東欧から来た美貌の編入生・ロジオンに容易く見抜かれてしまう。魅惑的な彼との触れ合いは甘美で切なく、生まれて初めて人を愛する意味を知る奏斗。だが、ロジオンの真の目的は奏斗を脅かすもので―。熱情と破滅に揺れる、危険な恋の結末は!?

 

ネットオフのタダ本購入分です。

 

ロジオン(ロシア亡命貴族の末裔 21歳)×奏斗(伯爵家の息子 18歳)

 

表紙と題名のギムナジウムに惹かれました。閉鎖的な寮生活いいですよねー❤

 

優等生をやってる受けの奏斗と、編入してきた3歳年上の同級生ロジオン。

ちょっと悪い感じのロジオンですが、最初の出会いから惹かれていく奏斗。誰ともつるまず、目立つロジオンは嫌がらせを受けており、それを奏斗が庇った事で謹慎になってしまいます。

信じていたロジオンが実は奏斗を破滅させるために近づいたと知って・・・!

 

奏斗が誰からも愛されずに育ち、初めて愛情を注いでくれたロジオンの為に自分の命も差し出す覚悟なのがもう・・・😭

そんな健気な奏斗に手を下せるはずもなく、ロジオンは頑張ります。感動的なんですが、最後が駆け足気味でちょっと残念。余韻がー💦  もうちょっとじっくり読みたかったです。

そしてお父さん、今更すぎないかい^^;

もっと早くなんとかできただろ! なにやってんだ!! 今更奏斗の為とか言われてもキョトンだよ!

でもまぁ悪人共が一網打尽されたのはスッキリでした👏

 

 

★★★☆☆