「私が誰だかご存じですか?」記憶も、靴も片方なくし、街をさまよっていたレベッカは、私立探偵アンガスの事務所にたどりついた。コートのポケットに残されていた彼の名刺だけを頼って来たのだが、アンガスは知らないという。心細さに震えるレベッカを、アンガスは幼い娘と暮らす家に温かく迎えいれてくれた。やがて互いにふたりは熱く惹かれあっていくが、ふたりがためらいながらも初めて結ばれたその朝、レベッカの婚約者と名乗る男から連絡があって…!?
記憶喪失のヒロインが助けを求めたのが探偵のヒーロー。ヒーローの子供と3人で過ごすうちにお互い惹かれ合います。
ヒロインは命を狙われていて、その裏には陰謀が! というほど大げさなものではなく個人的に狙われただけなので拍子抜けです。
絵は文句なく美しく、お話もきれいにまとまっているんですが、美人でいい人なヒロインと、イケメンでカッコいいヒーローなのであんまり面白みはなかったかも。
やっぱハーレクインは傲慢なヒーローの文句いいながら読むものだと私は思ってます(笑)
★★★☆☆