あなたなど壊れてしまえばいい。
「私を覚えていますか」かつての恋人セルジュの言葉にリディアは歓喜した。子爵令嬢と庭師。身分違いの許されざる恋に、二人は五年前、駆け落ちを決意した。だがその途中、海難事故に遭い、彼はリディアとの記憶を失ってしまう。最愛の人に突き放され、逃げるように彼のもとを去ったリディア。……私を思い出してくれたの? 再会の喜びのまま情熱的に結ばれる二人。しかしそれは、実業家となったセルジュがある復讐のために仕掛けた罠だった!?
ヒロインは子爵令嬢、ヒーローは元庭師です。
二人で駆け落ちしたのはいいけれど船の事故で離れ離れになり、ヒロインは怪我で動けずヒーローは記憶喪失。出だしはドラマチックだな~と思ったのですが、読んでるうちに疑問が・・・・。
キャラがなんかブレブレ? ヒロインが責任感のある自己犠牲精神の女性なのですがその割には浅はかな行動が多い気がするんですよね。行き当たりばったり。ヒーローは記憶喪失なのはしょうがないですが世話になってると言っても会ったばかりの女性の言葉を鵜呑みにするのはいかがなものかと・・・・その女性の父親もなんで本当の事を教えてあげないのか謎。
主役カップルというか出てくるキャラがみんな微妙。
★★☆☆☆