【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】病に冒され、人生のほとんどをベッドで過ごしてきた旭飛は、たまたま見ていた映像に釘付けになった。そこには、幼い頃、誘拐された自分を助けてくれた男・カミーユが映し出されていたから。その時の彼の言葉と印象的なタトゥーは今も旭飛の心に強く残っていた。再発の危険を抱えながらも大学生となった旭飛は、パリの街でカミーユと再会する。しかし、彼はマフィアの幹部だった……。生きる世界があまりにも違う二人。旭飛を突き放すカミーユだが、旭飛にとっては、生きる糧だった彼を忘れることなどできるはずもなく。身体だけの関係でもいいと懇願するが――。
カミーユ(元傭兵でマフィアの幹部)×旭飛(外交官の息子で大学生 19歳)
イラストなしです。
旭飛は8歳の頃誘拐され、それを助けてくれたのがカミーユです。小児癌を患い10年の闘病のすえ、手術は成功します。生きる希望を与えてくれたのはカミーユに会ってお礼を言いたいという気持ちです。フランスで大学に通いながらカミーユを探します。
スリにあい、それを助けてくれたのはまたもやカミーユでした。
純粋にカミーユを慕う旭飛に、マフィアのドンの右腕として生きている自分とは関わらない方がいいというカミーユ。しかし旭飛にほだされていくカミーユ。
二人は恋仲になりますが、マフィアの内輪もめに巻き込まれて・・・・・という感じです。
最後はハッピーエンドですが、ハラハラしました。これから先旭飛の病気が再発しないことを祈ります。
番外編はドンの独白です。ドンはカミーユが好きだったんですね・・・ドンの長男の息子と出来てたけど(笑)年下攻めでした。
★★★☆☆