ニューヨークに語学留学中の桜欄は最初のつまずきがトラウマになり、友達を作る勇気もなくして寂しい思いをしていた。そんななか偶然出会った検死官の仲達は、生きている人間よりひどい状態の死体のほうが好きという桜欄の常識をくつがえすほどの変人だった。汚部屋住人の仲達に呆れつつも、思うまま自由に生きている仲達の傍らは妙に居心地がよく、離れがたくなってしまった桜欄は――。
NYで働いている検視官×NYで留学中の大学生
留学初日につまずいてしまって英語が苦手になってしまい、そこから何もかもうまくいかず落ち込んでNYで過ごしている受けが、バイトと間違われ知り合ったのが検視官の攻めです。
攻めの家の片付けというバイトをもらい一緒に過ごすうちにだんだん前向きになっていきます。
ちょっと独特な攻めが面白いです。
ストーリーは面白いんですが、ちょっと残念だったのはせっかく攻めが検視官なので、事件とか絡んでたらもっとよかったかな~と。
ただ大きな事件はないので、ほのぼのしてて安心して読めます。
★★★☆☆