精神生命体として病院の中でプカプカ浮かんで楽しんでいた僕は、ある日かつぎこまれてきた救急患者の身体の中にいきなり吸いこまれてしまった! 元の持ち主はもうこの身体がいらないらしく、身体を捨ててとっとと天に昇ってしまう。呆然としている僕は木島和紀という人間として暮らすことになったが、和紀は天才産業デザイナーとして活躍していたが、手がつけられないほどめちゃくちゃワガママで、一緒に住む兄を困らせていたらしい。その兄はまさに僕の理想の男性像で……!
木島周一(和紀の兄)×木島和紀(中身は16で死んだ「僕」)
なんだかちょっと不思議なお話でした。
昔死んだ魂が病院を彷徨いていて自殺した和紀の肉体に入って生き返ります。
攻めは血のつながらない和紀の兄です。生前の和紀とは仲が悪かったらしく、自殺してもまったく悲しんでない(笑)
だんだん和紀ではなく容姿も生前の「僕」に近づいていきます、後半まさかの真実が!!
というか「僕」が死んだ原因が悲惨すぎるんですが、その割には暗くないです。全体的に明るいお話です。
あまり好みのお話ではありませんでした(^_^;)
★★✩☆☆