「そんなに容易くほどける衣で、私以外の前に立ってはならぬ」
悩める華道家元次期当主・沙羅はある日、鏡の向こうの花咲き乱れる“異世界”で、
目を見張るほどの美貌を持つ褐色の青年と出会う。自らを「次期国王」と名乗り馴れ馴れしく接してくる青年に反発する沙羅だが、青年が自分とよく似た悩みを持つことを知り、徐々に心を開いていって――。
時期国王×華道名門の次期当主
鏡で異国と繋がり、自由に行き来できるようになった二人のお話です。お互い境遇が似てて共感したり、前向きに変わっていくので読後は爽やです。
ただ異世界の王様だと思っていたので、最後受けに会いに来た王様に驚きました。飛行機のってるし(笑)
じゃあ一体何語で会話してたのか・・・・。
異世界ならいきなり言葉が通じるのはあるあるですが、これはさすがに違和感がありました(^_^;)
お話的には最後はあっさりしてましたが、きれいにまとまっててよかったと思います、なにより絵がきれい!
ふたりとも年齢不詳です。20代前半くらいかな~と予想。
★★★★☆