積読分です。Kindle Unlimitedでも読めます。私は紙で読んだので電子版に挿絵があるかどうかはわかりません💦
都で話題の笛の名手・夕凪。その腕と美貌を見込まれ、宮中での宴に“女性楽士”として加わるが、時の帝・栖凰帝に見初められ、毎夜のように恋文が届くようになる。だが夕凪には、性別以外にも、それに応えられない重大な秘密があった・・・…。 しかし、栖凰帝によって宮中の奥深くに閉じ込められ、強引に身体を奪われてしまい!? 「私から、逃げおおせると思うな」――荒れ狂う想いとは裏腹に、幾重にも禁じられた恋の行方は?
カップリングは栖凰帝(帝 20歳)×辻原夕凪(幼名・若千代 龍笛の名手 15歳)です。
平安もの、義兄弟と私の萌要素が詰まってるお話でしたが、ちょっとうむむ(〜_〜)って感じでした。
幼少の頃出会い(攻めは受けの事を女だと思っている)、お互い好意を持ったまま別れます。
夕凪は栖凰の父親のご落胤なので義兄弟になります。 母親は13歳で帝の父親の子供を産んで産後の肥立ちが悪くて亡くなってしまいます。
その事を亡くなる間際の祖父母に聞いて心を痛める夕凪。幼い初恋でした。
女装して帝の前で笛を演奏する機会があったのですか、そこで目をつけられます。
帝の初恋も夕凪です。当時15歳と10歳です。幼い頃出会った夕凪とは知らず恋文攻撃をしかけます。
気持ちに答えられない夕凪は素っ気なくしますが、業を煮やした帝に夜這いされます。
あーれー。
男とわかってもまったく気にしない帝、嫌がってるのに笑顔で迫ってくる帝めちゃ怖い😱
初めての夕凪に最後まで致さず、帰っていく帝。そしてまた文を寄越してきます。
このままではいけないと都を離れる決意をしますが、途中で連れ戻されて無理やり~。
夕凪の意思がめちゃくちゃ弱いです、いやいや、だめだめ言ってる割に詰めが甘いというか・・・そもそも男同士で別に育ってるし、平安時代だし、義兄弟っていってもそこまでの禁忌感はないんですよね~。
夕凪が最後は死のうとするんですが帝の見える範囲でやろうとするのがなんとも姑息(笑)
なかなかの計算高さが垣間見えてしまいます。
でも、ハッピーエンドで良かったです。
ただ跡継ぎはどうするんでしょうね、側室かな( 'ω')?