「悪魔伯爵と黒猫執事」に引き続き、悪魔シリーズ2作目。これまたいい感じの表紙なのに挿絵が収録されてません。
――ここは、魔族が暮らす悪魔界。上級悪魔に執事として仕えることを生業とする黒猫族の落ちこぼれ・ノエルは、銀の森で肉食大青虫に追いかけられているところを悪魔公爵であるクライドに助けられる。そのままひきとられたノエルは執事見習いとして働き始めるが、魔法も一向に上達せず、使役獣にも異様に懐かれるだけで全くクライドの役に立てずに失敗ばかり。そんなある日、クライドに連れられて上級貴族の宴に同行することになったノエルだったが…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
カップリングはクライド・ライヒヴァイン(悪魔公爵)×ノエル(拾われた黒猫族の執事見習い)です。
クライドは前作の「悪魔伯爵と黒猫執事」の攻めのお兄さんです。
悪魔公爵と愛玩仔猫
表題作。
落ちこぼれの黒猫族の子供を助けたことから、執事見習いにすることに。しかしこの仔猫本当にダメダメです。
一生懸命なんですが、何やっても失敗ばかり。魔力がコントロールできなくて、黒猫の姿に変化できず、人間の姿に耳&尻尾という中途半端な姿です。
ダメダメなノエルですが、獣にすぐ懐かれます。仲良くはなれますが、言うことを聞いてくれない(^_^;)
役に立たないノエルはついにクライドから「役に立たんきさまはペットで充分だ」と言われてしまいます。
逃走するノエル→連れ戻されるノエル→ヤられてしまうノエル→そしてまた逃亡→連れ戻されてお仕置きエッチなお話です。
マタタビの誘惑ーノエル編ー
相変わらず失敗続きのノエル。しかし仔猫姿でクライドのお膝で寝てるのは可愛いです💛
前作でも出てきた亜種マタタビを食べてしまい、青年に変化し妖艶にクライドに迫るノエル。もちろん美味しく頂くクライド。そして妖艶な姿のまま、またもや逃走(笑)さらに力を使い果たして一回り小さくなってしまうノエル。
元の姿に戻るために森へと入るノエル。襲われそうになりまたもや助けられるノエル。元の大きさに戻れますが、クライドに鈴付きの首輪をはめられます。GPS機能付き(笑)
ノエル奮闘記
そのまんまです。クライドの役に立ちたいノエルですが、やることなすこと失敗します。というか大惨事。でもまぁ仔猫が何したって可愛いとしか思わないもんです。
こちらも中編2つに番外編が1つです。全体的に甘々な感じです。ひたすらドジな仔猫を愛でながらお仕置きするクライド様って感じです。