積読分。タイトルが面白いですよね。決してゾンビが大量発生するお話じゃありませんよ~。
門脇組傘下の組長同士である椿と剣持は犬猿の仲。そんな二人が組員とともに結核にかかり、世間から隔離された病棟で三ヶ月を過ごすことに。その上、椿は剣持と二人部屋。しかし、拝金主義の冷徹な男かと思っていた剣持の、組長としての度量を見せられこれまでのイメージを覆される。だが、性奉仕をかけた花札勝負に負けた剣持は、律儀に約束を守ると椿を押し倒し、はては証拠写真を盾に毎晩奉仕をさせろと脅してきて…。これ、なんかおかしくねーか!?
同じ組の傘下の組長同士のお話です。ヤクザものですが、シリアスでも重くもなく、コメディっぽいです。大笑いするというよりはクスって感じです。軽く読めます。
カップリングは剣持×椿です。剣持が1個上らしいんですが、読んでるとそんな感じはしないですね、年下攻めかなって思ったくらい。
剣持はインテリヤクザ、椿は男気のあるヤクザです。男前受け。
組員が結核を患い、それに感染した8人のヤクザが隔離病棟に入れられます。
6人部屋に組員たち、2人部屋に剣持と椿が入ります。
顔を突き合わせると言い合いになるため、嫌われていると思っていた椿ですが実は10年前から椿ラブだった剣持です。椿の力になりたくて履歴書持って組に面接をしにきた不思議ちゃんでした。
受け視点、攻め視点と入れ替わるのでどちらの気持ちも分かって読みやすいです。
というか攻め視点は笑えます。微笑ましい。
椿が全然女々しくなくて好感が持てます。
賭けに負けて無理やり奉仕をした時の写真をネタにゆすられるんですが、剣持はゆするために写真を撮ったわけでなく初めて結ばれた記念に撮っただけだったという・・・乙女か!!
ちょっと剣持が重いんですが、それを受け止める包容力のある椿です。
やっぱり年下攻めっぽいです(笑)
私のおすすめ度は★★★☆☆です。