サリー☆のブログ!!

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兄×弟「中原一也/罪喰い」

積読分。中原さんといえばオヤジ攻めだと思うんですが、今回オヤジ度は低めです。

「俺なしではいられないくらい、何度だって抱いてやる」見合いを経て婚約間近の瑛は、慕っていた兄の雄矢に監禁され、昼も夜もなく躰を繋げられてしまう。多くの女を虜にしてきた雄矢からの激しい劣情に瑛は翻弄され、雄矢に触れられるだけで発情する躰に躾けられていく。力ずくで躰を奪っておきながら、瑛の世話をする時には壊れ物でも扱うような雄矢に、瑛は雄矢の想いの深さを思い知る。だが、二人きりの生活は突然破られて―。

 

カップリングは長男の雄也×三男の瑛です。 実の兄弟です。次男の章吾は仲間はずれです。(カップリング的に)

 

有名な書道家を父に持つ瑛は書道家の道に進みます。長男の雄也は書道の才能はあるものの跡は継がず女の家をふらふらと渡り住むジゴロです。次男の章吾は家を出て一人暮らし。母親が亡くなってるので瑛は父と家政婦と暮らしています。

そこに知り合いから紹介された女性が入り込みます。この女性がしたたかで財産目当てっぽいんですよね、それで雄也は頑なにこの女性との付き合いには反対していたんですが、女性の方が一枚上手で父親や家政婦に取り入ってしまうわけです。

雄也の瑛に対しての気持ちにも敏感に察するという・・・・どんだけ勘がいいんでしょうね(笑)

瑛も周りに流され、婚約間近までいってしまいます、そこで雄也が女にとられるくらいならと瑛を拉致監禁します。ジゴロだけに身体で堕としにかかります。

 

女性が警察に通報し、兄逮捕です。重い~! 瑛は女性との結婚に踏み切りますが(なぜに?)警察に捕まるも脱走した雄也と逃避行。結局は雄也は警察に出頭します。きちんと罰を受けるのでそれまで待っていて欲しいとのこと。

一緒に警察に行きますが、そこで女性に刺される雄也、踏んだり蹴ったりですね。一命はとりとめ、おつとめを果たしている間に父親は亡くなり、帰ってきた雄也と瑛のこれからの未来は明るい感じで終わりです。

 

すべての原因は瑛がはっきりしないからだと思うんですが・・・・・なんかちょっとイラっとくる受けでした。いろんなことに流され過ぎです。

兄弟ものは好きなんですが、瑛が好きになれませんでした。

兄→→→弟なんて大好物なのに! というか流されすぎて雄也のこともちゃんと好きなのか怪しいです、これも流されてるだけの可能性が(笑)

 

 私のおすすめ度は★★☆☆☆です。

罪喰い (f‐ラピス文庫)

罪喰い (f‐ラピス文庫)