積読分。電子版も出てないし、入手は中古本のみですね。
高校三年生の佐野透は、母の再婚相手で義父の圭吾と二人暮らし。母が亡くなってからも、血の繋がりもないのになぜか親子関係を続けている。圭吾は、ご近所でも評判の有能な小児科医。ところが、私生活では透がいないと何も出来ないダメな大人だ。そんなある日、圭吾が男とキスしている現場を偶然目撃!もしかしてゲイなの!?透は真相を探るうち、圭吾を男として意識し始めて―。
カップリングは義父の圭吾(小児科医)×透(高校生)です。
海の事故で父親がなくなり、母親が再婚したのは父親ともに仲の良かった同級生の圭吾、母親も亡くなり圭吾と二人だけになってしまいます。
実は圭吾はゲイで偽装結婚だったんですね、母親が父親が死んだ穴を埋めたくて結婚したそうですが、そこはちょっと納得できず。
しかも母親が死ぬ前に「パパの分も愛してあげてね」と。
圭吾は透の父親が好きだったの?? でも圭吾からはそういう話はなかったんですよ。透の両親は自分がゲイだということを理解してくれる大事な友人だったと言ってますので。
うーん、母親が勘違いしてただけなのかな~? というかゲイの義父を父親の分まで愛してっておかしくないですか? 母親としてそこはどうなんだろうと思います。
父親が好きでその息子をっていうのはあんまり好きじゃないんですよね。なので本当にそこは私にとって大事な事なのでハッキリして欲しかったです(笑)
圭吾がゲイだと知って意識しまくる透が可愛いです、ツンデレ受けですね。無自覚わがままっぽい感じ。当て馬の圭吾のゲイ仲間の医師も隠れサドでいいキャラしてました。
ちょこちょこ疑問に思うことが多いお話でしたけど、表紙が好きなので相殺。
攻めがイケメンなら大抵の事は許せます。
私のおすすめ度は★★★☆☆です。