サリー☆のブログ!!

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DSハーレクイン収録本「リン・グレアム/愛するがゆえの罰」

DSハーレクインに収録している本です。DSでのタイトルは「甘美な代償」 書籍はタイトルが変わって「愛するがゆえの罰」になってます。

エラの姉はギリシア人の男性と結婚したが、夫婦ともに交通事故で亡くなり、幼い娘カリーが残された。カリーは今、後見人のアリスタンドロス・クセナキス―海運会社を経営する富豪の邸宅で暮らしているという。実は七年前、エラはアリスタンドロスと知り合って恋に落ち、結婚の約束までしながらも、土壇場で婚約を解消したのだった。エラはカリーを引き取ろうと考え、ロンドンからギリシアに飛んだ。ところが、久しぶりに再会した彼は驚くべき条件を提示してきた。仕事を辞め、このギリシアの邸宅に引っ越してきて、いつでも彼の要求に応えて体を捧げる愛人になれというのだ。

 

この方の書くロマンスもののヒーローは傲慢癇癪持ちが多いですが、例に漏れずその通りのヒーローです(笑)

ヒロインも強気な美人さん。

そして周りの家族がクズ・・・これもデフォルトですね、シンデレラっぽい境遇がお好きなのかな(笑)

なんだかんだとイライラしますが、好きな作家さんの1人なんですよね、ついつい読んじゃいます。

 

ヒロインのエラはひと目で惹かれあった相手と婚約をしたんですが、医師を目指していたエラを尊重せず、家庭に入ることを勝手に決められて、婚約を解消しました。

それから7年後、エラは元婚約者のアリスタンドロスに会いに行きます。

卵子を提供した姉夫婦がなくなり、遺伝子上の母親のエラは娘に会いたい一心だったのですが、アリスタンドロスは娘に会いたければ愛人になれ! と。これもまぁお決まりですね。

こうして愛人になったエマとアリスタンドロスはなんやかんやともめながら絆を深めていくわけです。

 

エマの母親が再婚した男性からDVを受けてたり、姉はエマを毛嫌いしてたわりに卵子の提供を求めたり、そしてその後は一切娘には会わせなかったり、母親と義父と双子の弟はアリスタンドロスと婚約を破棄した事でエラを阻害したり・・・なんかおかしな家族なんですよね。

結局義父は母親への暴力で逮捕されましたが、なんかスッキリしません。

母親に同情できないからですかね。双子の弟も何を考えてるのかさっぱりです。

 

周りがクズすぎてヒーローのクズ加減が薄れます(笑)

前半ではイラつくヒーローの言動も、後半だとなぜかヒロインにメロメロ状態になるので、最終的には許せるんですけどね。

結局お互いが未練タラタラだったというお話です。

 

私のおすすめ度は★★★☆☆です。

愛するがゆえの罰 (ハーレクイン・ロマンス)

愛するがゆえの罰 (ハーレクイン・ロマンス)

 

 

DSソフトと収録作品です。 

大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション

大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション

 

 【収録作品】
01.ハーレムの花嫁 アン・ヘリス
02.いつか愛の言葉を アン・メイジャー
03.ジャスミンの罠 エマ・ダーシー
04.六人目の花嫁 エマ・ダーシー
05.悲しい嫉妬 キム・ローレンス
06.涙の手紙 キャロル・モーティマー
07.不機嫌な秘書 ジェシカ・スティー
08.恋は立入禁止 ジェシカ・スティー
09.雷鳴の夜 ジェシカ・スティー
10.愛は時空を越えて シャロン・サラ
11.いくつものジェラシー ダイアナ・パーマー
12.無邪気なシンデレラ ダイアナ・パーマー
13.ふたたびの愛人 デイ・ラクレア
14.指輪はささやく デイ・ラクレア
15.悪魔と乙女 デボラ・シモンズ
16.月明かりで愛して ビバリー・バートン
17.地下室の令嬢 ベティ・ニールズ
18.思いがけない婚約 ペニー・ジョーダン
19.苦いレッスン ペニー・ジョーダン
20.結婚の意味 ヘレン・ビアンチ
21.運命の逆転 ポーラ・マーシャル
22.美しき娘 マーガレット・ムーア
23.激情の園 ミシェル・リード
24.情熱のとりこ ミシェル・リード
25.この愛はぜったい秘密 ミランダ・リー
26.セクシーな遺産 ミランダ・リー
27.秘密の妻 リン・グレアム
28.甘美な代償 リン・グレアム
29.モンテカルロの宝石 ルーシー・ゴードン
30.孤独な富豪 ルーシー・ゴードン
31.過去からのラブレター レベッカ・ウインターズ
32.心の花嫁 レベッカ・ウインターズ
33.熱く危険な夜に ローリー・フォスター

 

有名どころの作家さんの作品が収録されてます。
私が買った時(2014年6月)は新品で739円でした。今ちょっと値上がりして820円になってました。消費税分ですかね(?ω?)