「これで君は、晴れて私だけのものだ」画家として著名な公爵・コンラッドのモデルになることで、実家の借金を返済してもらう条件付きの結婚をしたフェリシア。コンラッドはフェリシアを「美の女神(ミューズ)」と呼んで甘さを与えながらも、昼夜問わずその体を苛烈な官能で散らしていく。悦楽に翻弄される日々の中でもコンラッドへの想いが膨らんでいくが、契約のことが引っかかって素直になれず……。
私はBLやハーレクインの小説をよく読みますが、TL小説も好きです。
基本ヒロイン溺愛もので、ヒーローがお金持ち💰が多いので、読んでて楽しいです。
あと絶対ハッピーエンドなのがいいですよね。
今回ご紹介するのはタイトルで購入を決めたものの、積読になってたものです。
電子でも積読って呼んでいいんですかね?
楽天koboのデータを整理してたら、買ったまま読んでない本がわんさかありました。
セールのときとか、期間限定のポイント消費で買ったものとか40冊くらい、自分でもビックリ!!
というわけでしばらくは積読の消費に努めます。
タイトルから推測できますが、ヒーローは公爵です。男爵<伯爵<公爵なので凄いお金持ちです(笑)
ヒロインのフェリシアは花屋で働いています。そこで公爵で画家として著名なコンラッドに見初められて実家の借金を返済してもらう条件で結婚します。
コンラッドを愛し始めますが、望まれてるのは絵のモデルとしての自分だと思い悩み素直になれず・・・まぁすれ違いですね。
コンラッドは芸術家っぽく気難しいですが、昔付き合っていた女性の名誉を守っていたりとなかなか誠実な人でした。
フェリシアはTL小説によくある健気な少女ですね。
年甲斐もなく若い奥さんをもらってフィーバーしている公爵を愛でる小説です(笑)
契約結婚の話ですが、なんだかんだと印象に残ってるのはSMプレイですね。
タイトルにドSとつけるだけあります。
公爵が割と無体なことを要求するんですが、イヤイヤ言いつつ受け入れるフェリシア、柔軟性がありすぎます。
SM器具とか出てきますが、それも普通に受け入れてました。まぁこういうのは当人同士がよければね(笑)
どっかでその器具出てきたお話読んだな~と思っていたら西野花さんのBL小説でした。
なんでしょうね、SMには必需品なんですかね(笑)
サクサク読めます、1時間ちょっとくらいですかね。
おすすめ度は★★★☆☆です。