サリー☆のブログ!!

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「この世界の片隅に」を見ました。

私は戦争ものはあまり好きではないので、極力見ないです。

昔見た「火垂るの墓」がトラウマで・・・・もう翌朝目が開かないくらい泣いて、なんともやりきれない気持ちになりました。

戦争を知らない世代ですし、勉強した方がいいのはわかりますが、耐えられない。

長崎生まれの長崎育ちなので小さい頃から割と触れ合う機会は多いんですよね、今でも小学校の時、8月9日は登校日で、原爆集会で歌っていた歌を覚えています。

 

「花を飾ってあげましょう、平和と愛と真心と・・・熱いと叫んだ、あの子らの、顔を忘れてしまわぬように」

 

もしかしたら歌詞はちょこっと違うかもですが、私が覚えてるのはこの歌詞です。

小学校の頃はただ歌っていただけですが、今思い出して口ずさむと涙がこぼれます。

 

話はそれましたが、話題になってたのは知ってたんですが、見る気はなかったです。

ドラマもスルー。

しかしここでもまたプライムが! 開くたびに出てくるから気になって・・・・。

主人公が死なないっぽかったので思い切って見ました、評価も凄い良かったので。

 

絵柄からしてほのぼの系っぽい感じで始まりますが、やっぱり戦争映画なのでほのぼのだけでは終わりませんよね・・・・。

戦争中でも生活はしないといけないわけで、人は強いなと思いました。

明るくてのんびりしてたすずちゃんがお義姉さんの娘さんが亡くなったことで変わってしまって切なかったです。お義姉さんの気持もわかるから辛いですよね。

旦那さんとの結婚してからの愛の育み方も良かったです、ちょっと気になるとこは有りましたけど、やっぱりいつ死ぬかわからない時代なのでしょうがないのかな・・・。

戦争を知る為には見たほうがいい映画だと思います。

日本人はとくに、悲劇を忘れないことは同じことを繰り返さない抑止力になるから大事だと思います。

最後の母親と小さい女の子が手をつないで歩いてるシーンが一番泣きました、半分意識もないだろうに、それでも手を離さない。書いててまた涙が・・・。

 

ちょこちょこよくわからないところがありました(私の理解力がないだけかもです)がいい映画だと思います。

人さらいのおじさんは一体何者? っていうか人間なの?? それだけが見終わった後気になって仕方ありませんでした。何かのオマージュ的な物なんですかね?

 

私のおすすめ度は★★★★★です。

まだ見てない方はこの機会に是非。

この世界の片隅に

この世界の片隅に

 

 ただもう一回見たいかと言われると・・・・です。戦争ものは1作品1回が私の限界です。