私の中で丸木文華さんと言えばヤンデレ攻めです。数多くのヤンデレ攻めをお書きになられてます。
ヤンデレ好きなら通る道だと勝手に思っています。(笑)
なにもかもが平凡な湊の幼なじみは、なにもかもが完璧な悠馬。幼稚園の頃からカノジョの絶えないモテ男だが、高校生になった今も湊にべったりで、うっとうしいほど超過保護。そんなある日、湊に初めてのカノジョができた。浮かれる湊を悠馬はからかい祝福してくれる。だから気づかなかった―行き過ぎた執着の正体が苛烈な恋だったなんて。そして湊を取り戻すため、悠馬が策略を張り巡らせていたなんて―。
さて今回はタイトルからしてヤンデレ感が出ています。表紙はポップな感じですが。
カップリングは悠馬(イケメンで人気者の優等生)×湊(普通の高校生)です。幼なじみの同級生もの。
執着もの・・・・というかなんというか執着はしてますが、悠馬はなんかちょっとサイコパスですね。若干ホラー感もあります。
湊は普通の子ですが、お隣に住む悠馬のことをおかしなやつだと思っています。
なぜなら異常に自分に執着するから。周りには湊は悠馬がいないと何もできないと思わせるし、危ないからと手も繋ぐし、”暗殺”というゲームで自分や湊に被害を及ぼす人を社会的に抹殺したりするからです。
しかし湊はあっけらかんとした性格なので可笑しいとは思っていてもさほど気にしていませんでした。
湊に彼女ができるまでは。
そこからの悠馬は凄いです、まず湊が振られるように細工します、湊は怒って悠馬を無視しますが、周りを味方にして追い詰めます。
悠馬が湊に暗殺を仕掛けたんですね。それに耐えられず湊は悠馬に許しを請います。そして言うことを聞くことを約束させます。
ホテルへGOです。
それからは悠馬に逆らえずなすがままの湊。
実は悠真には姉が居たんですが、川で溺れて亡くなっています。それも実は・・・です。
ここ本当にゾワゾワしました。悠馬の喋り方が軽いのでより一層サイコ感があります。
面白いんですが、ちょっと後味が悪いです。
★★★★☆
今現在Kindle Unlimitedで読める、オススメの丸木さんの作品です。
入ってる方は是非読んで見て下さい。
「蝶の毒 華の鎖 ~大正艶恋異聞」というゲームを知ってますかね?
乙女ゲームなんですが、面白そうなのでやってみたんですよ。何年か前に買って。
他の乙女ゲームは薄桜鬼とハートの国のアリスをしたことがあってバットエンドはそれぞれありますが、許容範囲内というか・・・。
これはバットエンドが今までやった乙女ゲーム(2個しかないけど)とは違った感じでした。不倫ENDやら、監禁END、なんかこう全部薄暗い。
エンディングでシナリオが丸木さんで驚きました、そして納得。っぽいな!!と。
ゲームのシナリオも書かれてたんですね、そういえばTL小説も書かれてますもんね。
しかし名前が出てきた時は本当にビックリしました。
内容が濃くて面白いですがヒーローたちがヤンデレ揃いで、続けてやってると疲労感が半端ないです(笑)
今までと違った乙女ゲームをお探しの方はチャレンジしてみて下さい。